依頼の内容・背景
平成23年4月に実施された深谷市議会議員選挙において、某当選議員が選挙運動期間前、地域の選挙民を供応接待したとして立件された事件であったが、その実態は、会費を徴収しての立候補準備行為であった。ところが埼玉県警察は参加者から会費の徴収はなかったとの虚偽調書を強引に作成し、議員とその妻を立件した。
弁護方針・対応
会合参加者から会費を支払った旨の陳述書を作成してもらうとともに依頼人を励ましつつ、広くマスコミを通じて世間に事件の不当性を周知徹底した。
解決結果
警察が参加者から内容虚偽の供述調書を作成している旨某全国紙が一面トップで報道したことで全国民が知ることとなり、依頼者らは即日釈放された。